魔法の早口ことば
長引く自粛生活習慣で、会話が減っている。そのため口元の筋力低下やドライマウスなどのトラブルが増えているようです。歯科医師で『小顔音読』の著者である、末光妙子先生の考案する、美と健康に役立つ口腔ケアをご紹介させていただきます。通常、舌の位置は上あごにぺったりついておりますがマスクの下でお口周りの筋肉が緩み筋力低下することで「落ち舌」になるそう。同時にお顔全体の表情筋もたるんでしまうため目や口が下がり「老け顔」が加速してしまうそうです。また見た目だけではなく、声も老け、むせやすく飲み込みが下手になってしまう場合もあるとか。早口ことばは1音1音をしっかり発音・発声することが大切で表情筋を意識して初めはゆっくりと。慣れてきたらスピードを上げていき、おおよそ1日5分が目安だそうです。①うにふりりふにうX3:口角アップに最適。笑顔の苦手な方は左右均等にできているか鏡でチェックしてみてください。
②がかぐぎぎぐかがX3:落ち舌改善に最適。舌の根元の筋肉を意識して集中トレーニングしてみてください。
③だぞざどどざぞたX3:顔のたるみ改善に最適。大きく表情筋を動かすのがポイントだそうです。
この他にもマスク下でできる「舌トレーニング」として、
①全力上あご押し:顔全体のリフトアップに効果。舌全体を使って上あごを8秒全力で押し、8秒脱力。この動作を8回繰り返す。
②歯ペロ運動:フェイスライン引き締めに効果。舌で歯の表を1本1本触り上もしくは下の歯から反対へ。8周したら次は歯の裏側も同様に8周させます。
皆さんもぜひ試してみてください。