よく嚙むことで感染症予防
お口の自浄作用のみならず全体的な健康にも関わる唾液には、無機質、酸素、抗菌及び免疫に関する様々な物質などがあります。その中でも免疫グロブリンA(IgA)は感染症予防を担う重要な免疫物質の1つとされています。順天堂大学医学部総合診療科の小林教授監修のもと、ガムを嚙む研究が行われましたその結果、安静時と比べ唾液に分泌が促進され、お口の中のIgAが約2.5倍(5分間咀嚼時)増えたそうです。私達も手指消毒以外にも、日々の生活の中でよく嚙んで感染症予防に取り組みたいものですね。
2021年05月30日 15:24