緑茶は抗菌作用をもつスーパー飲料
皆様のお口の中に細菌が多いことは、十分にご存知のことと思います。普段よく口にする緑茶についての話題です。緑茶に含まれる抗菌成分として、4種類のカテキンが知られています。その中で最も多く含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、特に抗菌作用が強く、う蝕関連菌を抑制する可能性が示されていました。しかし、EGCGの抗菌メカニズムは明らかにされていませんでした。この度東北大学の研究で、緑茶に含まれる濃度のEGCGには殺菌効果はないものの、細菌増殖の阻害や糖酸産生活性の抑制、細菌凝集の促進効果、そしてpH緩衝能とpH低下を防ぐ力があることも明らかになった。
つまり緑茶は虫歯に関連する菌を死滅させないものの、虫歯にする酸の酸性を抑える効果があるようです。そして緑茶を飲んだ後もしばらく効果は持続するようです。
2021年06月16日 08:04