小児期のお口ポカンに注意して
小児期の口唇閉鎖不全症「お口ポカン」は口唇や表情筋の弛緩と過緊張が原因で口呼吸と深く関連している。新潟大学をはじめとする大学が共同で行った全国規模の調査で30.7%がお口ポカンを示し、その有病率は年齢とともに増加していることが明らかになった。お口ポカンにより鼻づまり、口臭、音を立てて食べるなどの問題も関連していた。自然治癒は困難で今後、改善に向けた研究を推進していくそう。小児期の異常な話し方、嚥下習慣、口呼吸、口唇閉鎖不全などの口腔習慣は顎顔面の成長と発育を妨げ、深刻な影響を及ぼすと言われています。今後の改善に向けての重要性の高まりが期待されます。
2021年05月30日 17:29