東京都大田区大森北の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

一般的な診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。

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お口からの食事は大切!

時には、フレイルや色々な病気などでお食事がお口から取れなくなることも。そこで、あらためてお口からの栄養摂取が大切なことを示している記事があったのでご紹介させて下さい。皆様もご存知のとおり、お口と腸は同じ消化器官ですから1本の管でつながっています。そのため、唾液やお口の中の細菌が腸内細菌にも影響しております。東京医科歯科大学の歯周病分野の片桐さやか先生らの研究報告によると、脳卒中などの病気で一度は胃瘻(いろう)など直接胃や腸にチューブを挿入して栄養を注入した状態から、嚥下訓練を受けて再びお口からの経口栄養に戻した方を対象に研究を行った。その結果経口栄養に戻った時の方が、お口の細菌叢と腸内細菌叢の多様性が増加していて、細菌叢の組成に変化が起こっていることが明らかになった。あらためて摂食嚥下訓練の大切さを感じますね。
2020年10月21日 19:20

怖い歯科治療が楽になる?

定期的な歯科検診であったり、歯石取りなど比較的緊張しない治療を受ける時にはさほど気にしないことも、いざ麻酔して歯を抜いたり、削ったりと嫌な治療を受ける時は誰でも緊張感が高まるものです。歯科治療に対して極度の緊張から、人によっては高まる緊張をほぐす策として笑気麻酔、静脈内鎮静法を併用せざるを得ない場合もあります。しかしそれらは特別な技術者や器具と費用が必要となって参ります。
ここでご紹介するのは手軽でいつでも簡単にできるリラックスできる方法です。平たく申しますと、診療台(チェア)に仰向けになった時に身体が馴染むよう調整することが重要だそうです。人は首から腰にかけて緩やかなS字の湾曲した形になっているので、診療台の上でも出来る限りこの状態に近づけるようクッションやタオルなど用いて接地面を広げると良いそうです。特に隙間の空きやすい後頭部、肩甲骨部、肘頭部、仙骨部、腫骨部を確認します。
このように治療を始める前に姿勢を整えて全身的に痛みや疲労を与えないことが、治療に対する不安や恐怖心を和らげることに繋がっていくようです。
2020年10月15日 06:04

マスク着用時の口臭

昨今、新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用が当たり前のこととなりました。第一三共ヘルスケアが、2020年6月に、毎日マスク着用している30~50代男女を対象に調査したところ、マスク着用していなかった時と比較してマスク着用している時の方が口臭が気になると回答した人が57%と半数以上に及んでいることが分かった。しかもこの気づきは40代男性に顕著に認められた。
マスク着用によって口臭に気づかされた人には、口腔内細菌や虫歯、歯周病などの口腔内環境に対する関心が高まっているようです。
また、逆の変化も報告されており、マスク着用していることで手を抜いていることとしては、男性は髭剃り、女性ではメイクなどが判明しました。このように男女ともに身だしなみに変化があらわれているようです。
2020年10月15日 05:37

一日3回歯磨きで心不全予防?

お口の中の衛生環境の悪化が、血液中に入り込む細菌の侵入増加で全身性炎症は引き起こされ、その結果として心不全や心房細動のリスクを上昇させることがこれまでの研究で解明されてまいりました。お隣の韓国で2003~2004年の間の中高年層約16万人の健康保険データから一日の歯磨きの回数と心不全と心房細動のリスクについて疫学調査を行ったそうです。解析の結果から1日3回の歯磨きは心不全のリスクを12%、心房細動のリスクを10%それぞれ低下させることが分かった。リスクの低下に至った想定される機序の1つとして、頻繫な歯磨きによって歯ぐきの溝の細菌バイオフィルムをへらし、血液中に入り込む細菌侵入を予防したと考えられているようです。
2020年10月14日 23:02

歯科治療ロボット開発

AI(人工知能)やロボットが急速に発展してきました。やがてはAIやロボットによってなくなる職業なんて話題も出ています。
医療の現場において米国で”ダビンチ”に代表される医科用の手術ロボットが各診療科で開発が進んでいて、症例実績600万件を超えるようです。歯科においては、アメリカ食品医薬品局が唯一許可したインプラント治療ロボット”Yomi”を開発を手掛けた米国フロリダ州のネオシス社が76億円を更なる資本調達したことが話題に。2009年創業以来126億円の調達となるそうです。このインプラント治療ロボット”Yomi"は2019年に発売以来、症例実績は2700件を超えているとのこと.しかし未だ人手を要し完全独立性は確立されていないようです。ちなみに歯科治療ロボットによって初めてインプラント治療を行われたのは2019年の中国において。
シンギュラリティといってAIの研究開発が進むことで、人間の持つ知能を超えて人間の生活が大きく変化していくことをさす言葉があり、2045までにこのような変化が到達するのではと予想されています。
賛否両論はあるものの、遠隔操作などの組み合わせによって可能性が益々広がり、歯科医療のありかたも大きく変化していくことになるのは間違いないでしょう。
2020年10月14日 21:54

おいしくお食事をとるために表情筋を鍛えましょう

近年の老齢人口の増加に伴い、食事中にお食事を飲み込みづらそうにしていたり食べこぼしをされておられる方がいらっしゃいます。オーラルフレイルと言ってお口の周りの筋肉が弱くなりますと、次第に常にお口が開いた状態になり、お口での呼吸に変わってまいります。そのような口呼吸は、ドライマウス(口腔乾燥症)を引き起こして、口臭や歯周病を悪化させるのみでなく、誤飲性肺炎の原因にもなりかねます。口輪筋を中心とした表情筋を鍛えてこうしたフレイルを早期に回復させ、身を守りましょう。「あいうべ体操」や糸を通したボタンを銜えて鍛えることが知られておりますが、誤って飲み込んでしまうなど心配な点がありました。しかし今回はボタンの代わりに”リップルトレーナー”というトレーニング器具を紹介します。
実際の使用方法を記します。先ずは上下の唇ではさみます。お口から出ないよう唇に力を入れて3秒間引っ張ります。週秒間、力を抜いててリラックス。これを7~10回繰り返したら、今度は挟む位置を左右それぞれの位置に変えて同じように繰り返してみましょう。(慣れるまでは)結構疲れますよ!ご興味のある方はスタッフにお声がけください。
最近、ノーベル賞受賞者の話題を耳にする機会が増えました。受賞される発見や新たな技術革新において各分野の研究室の方々は本当に素晴らしいと思います。またその成果を商品開発している製薬会社や関連会社の方々、その中でも特に私達の業態で申しますと歯科衛生士さんが非常に多く活躍されておられます。商品価値はもちろんのこと、実際の臨床の現場に適したアドバイスを私たちは受ける事ができ、その結果困っておられる患者さんに還元することが可能になります。私たちはそのような方々の恩恵を得て仕事ができていることに改めて感謝して尊敬しなければならないと感じています。
2020年10月11日 14:14

入れ歯専用泡ハミガキ

最近、若い世代の方にも”入れ歯”を使用される方が当院にて増えております。入れ歯のお手入れについて、その使用者の意識調査アンケートの結果から9割以上が「大切なこと」と認識していることが分かったようです。実際に当院では、お食事が済んだあとに外してもらいブラシで磨いて頂いたのちお水でよく洗い流して、またお口の中もすすいで頂くよう指導させて頂いております。しかしながら、東京医科歯科大学の水口教授のお話では、入れ歯には(研磨剤の入った普通のハミガキ粉ではなく)傷のつかない専用の除菌作用のあるハミガキを使うこと、細菌が食べかす汚れ(デンチャープラーク)にする前に清掃することを推奨されておられます。ポンプ式なので外した入れ歯にシュッと泡を掛け、汚れを浮かせて歯ブラシで磨きましょう。爽やかな香りがお口の中にやさしく広がりますよ。もちろん、1日の終わりにはカンジダ菌を溶かす酵素の入った洗浄剤に浸けることもお忘れなく。
2020年10月11日 13:37

のどに物が詰まった!

高齢者の方が、飲食中に物を詰まらせる「窒息・誤飲」事故。実は、重症度が高い事故の1つである事をご存知でしょうか。平成29年のデータでは、1,722人こ高齢者が誤飲のために救急搬送されたそうです。概ね半数弱が軽症であったのに対し、3割近くは生命の危険が高い重症以上であったようです。また、救急搬送された方の詰まらせる原因として多い順から①おかゆ、②ご飯、③肉、④(くすりなどの)包み・袋、⑤野菜・果物、⑥餅だそうです。この様な事故から身を守るためには、小さく切ってよく噛んでから飲み込む、飲み物と一緒に飲み込みながら食事をする、応急処置を理解しておくなどの対策が重要ですね。
もしも自分が物を詰まらせてしまったら、チョークサイン(両手を首に当てる)をして呼吸が出来なくなったことを周りの人たちに知らして助けを求めましょう。
また、詰まらせてしまった人を見かけた場合には、先ずは呼びかけに反応するかを確認します。出来るだけ咳をさせてみましょう。咳もできずに窒息していた場合には、背部叩打法(はいぶこうだほう)を行います。①胸もしくは下あごを支えて突き出し、あごを反らせます。倒れている場合には、手前に引き起こして横向きに寝かせ、自分の足で支えます。片手で詰まらせている方の顔を支えます。②もう片方の手のひらの付け根を用いて肩甲骨と肩甲骨の間と強く4~5回、迅速に叩きます。③回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続けます。
もしも呼びかけに反応がない場合は、直ちに心肺蘇生を行いましょう。①胸の真ん中に両手を置き、胸骨圧迫30回(圧迫の目安は約5㎝沈む量で1分間に100回から120回のテンポで)②人工呼吸2回(胸の上りが見える程度の量を1秒かけて2回吹き込む)を繰り返し行うことが重要です。
2020年09月21日 16:25

マイナンバーカードではなく保険証の提示を

厚労省は来年3月から、マイナンバーカードを使ってオンライン資格認証が出来るよう進めています。
しかし、当院では受診時には今までどおり「保険証」をご提示くださいますようお願い申し上げます。
2020年08月11日 14:16

歯周病予防には

日本において30代以上の3人に2人が歯周病と言われております(厚労省が行った平成28年度歯科疾患実態調査)。原因は皆さんもよくご存じ、歯と歯ぐきの溝の間に磨き残したプラークです。
なぜプラークがどのように歯周病に影響するのか考えてみます。(ブラシの届かなかったことで)溝の間に溜まったままになると、プラークの中にいる細菌が歯ぐきの中に侵入してきます。歯茎の中では、侵入して来た細菌を追い出そうと①免疫細胞を集めるため毛細血管を増生・拡張、②免疫細胞を活発にするため温度上昇、③組織そのものを分解する酵素の活性化して歯ぐきの組織、またその支えとなる歯槽骨も破壊してしまう。
こうした状況から、歯周病は細菌から身を守る生体防御反応の結果ということですね。普段からこうした自然免疫は歯ぐきのなかでは起こっているのです。少量の細菌しか存在しなければ炎症反応は起きずに済むのですが、ブラッシング不足によって適切にプラークが取り切れない場合は、より多くの細菌に対応する結果、歯ぐきや歯槽骨が必然的に破壊されてしまうのです。
歯周病は進行すると歯を失う恐ろしい病気です。適切にプラークを取り除き、いつまでも自分の歯で食事をたのしみたいものです。
2020年08月11日 12:55
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

東京都大田区|大森駅より1分

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〒143-0016
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