東京都大田区大森北の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

大田区で一般的な歯科診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。

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新型コロナウィルス感染症と口腔衛生の関係

常にお口の中を清潔に保つことが大切である、というのは周知の事実です。最近は新型コロナウィルス感染症との関連性について、鶴見大学歯学部の花田教授のお話しをご紹介いたします。ウイルス感染から肺炎を引き起こす過程で、新型コロナウィルス感染では、一旦ウイルス性肺炎が治まったのち二次的に細菌性肺炎が起きることが分かってきました。歯周病や虫歯などの細菌がお口の中に存在していると心臓を経由して肺に運ばれていきます。普段であれば肺の防御機構により守られているのですが、新型コロナウィルスによって肺の中の上皮細胞が既に傷がついているため、お口の中の細菌が定着して容易に肺炎を引き起こしてしまうというお話です。花田教授によると、お口の中の細菌の数のコントールも大切だが、栄養のコントールも重要とのことです。上手く噛めない人は食事は柔らかいのもに偏りがちで炭水化物が中心となりタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが不足しがちになる。その結果として栄養失調に陥って新型コロナウィルスの重症化へと進んでしまいます。つまり普段からよく噛めるような状態にいておくことが大切だと訴えております。
2020年07月24日 13:48

コロナ禍で思うこと

このところ、蒸し暑い日が続いてマスク着用が辛くなる季節となりました。マスクを着用する理由は最初、ウイルスに感染しないよう防御の目的としてと考えていました。しかし、最近は逆に感染を広めない意味が正しいように考えるようになりました。どちらもウイルス感染防御ですから同じ事ですが、最近は感染者数も増えはじめております。ですからいつだれが感染しても不思議ではありません。ですから暑いからと言ってマスクを着用しないのはためらわれます。マスクの材質も不織布でも布製のものでも唾液の飛散は抑えられると報道されておりました。感染を広めないという意味合いで手指消毒も同じですよね。皆さんご存じの方も多くいらしゃると存じますがある医師のお話しをさせてください。19世紀半ばハンガリーにゼンメルワイスという医師が手指消毒を唱えたと言われております。当時のヨーロッパでは産褥熱と言われる感染症によって産後に亡くなる妊産婦が多くいました。彼の勤務先の総合病院には医師と医学生からなる第1産科と助産師からなる第2産科があり、産褥熱による死亡率は第1産科が第2の倍以上。ゼンメルワイスは第1産科に手指消毒を取り入れる事で死亡率は劇的に下がり、第2との差がなくなったというお話です。しかし、一つ残念なところは当時は全く評価されず彼の死後、後世になり功績が認められたことです。ちなみに手指(しゅし)と読みます。
2020年07月22日 09:50

お子様に英会話教室はいかがでしょうか!

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当院へ永く通院頂いております患者さまよりお名刺を頂きました。御自身で英会話教室をご開業なさったそうです。頂いたお名刺にあるQRコードをぜひご覧ください。なんとYouTubeになっていてその完成度の高さに感銘おぼえながらこの記事を書いております。いつか?私ども医院もYouTubeを皆さんに披露出来るよう頑張ります。
2020年07月16日 21:47

お隣にホテルが!

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先月6月24日についにアパホテル大森店が完成しました。本当にやっとと、感じてしまいます。思い返せば2年前の9月から、前に立っておりました立体駐車場の解体工事から始まり本当に長い長い工事でした。オープン当日、ものすごい人だかりが急に現れ、びっくりして表の出てみると、クラッカーの吹雪の真ん中にはなんと有名人が!思わず写メを。
2020年07月16日 21:21

ドライマウスと口腔カンジダ症

高齢化がすすみ、口腔カンジダ症が増えているようです。高齢者が罹患しやすい口腔カンジダ症は、舌やお口の中粘膜の上に米ぬかのようなものがべったりついていたので私たちもよく分かったのですが、最近はどうやら様相が変化しているようで、見過ごされがちだそうです。大阪大学阪井教授によると①舌が赤くなったりしこりができる②口の角が割れる③お口の中痛みもしくは違和感を覚えるなどだそうです。ほとんどの原因はドライマウス。加齢によるもののほか、降圧剤や睡眠薬、安定剤など何種類ものお薬の服用も原因だそうです。放置されると痛みのため食欲不振や味覚障害など日常生活に影響も出てくるとのことです。一般的な治療法は内服薬、注射薬、塗り薬など様々。最近では1日1回お口の粘膜に貼るだけのミコナゾール製剤を使用することが増えているようです。
2020年06月03日 18:05

定期検診と噛む力

年を重ねてまいりますと歯の数は減少してしまい、どうしても噛む能力が低下しています。その結果として栄養を摂取する上で悪い影響が出てしまいます。研究ではメタボリックシンドロームや動脈硬化性の病気につながるとの報告も。最近ある研究グループの発表で継続的な歯科検診を受けていると、咀嚼能力が低下しにくいことが明らかにされました。興味深いのは、歯の数や嚙み合わせの状態だけではなく、お口の中の健康意識が高まるようなのです。その結果、口腔機能低下が避けられるばかりでなく動脈硬化性の病気やフレイルの予防につながっているようです。手を掛ければその分良いこととして戻ってくるんですね。
2020年06月03日 14:44

おススメのトンカツ屋さん

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大森でイチオシのトンカツ屋さんをご紹介いたします。その名はとんとん亭!随分と古くから大森住民の胃袋を満たす老舗のお店です。私もよくスタッフさんとお昼ご飯や仕事終わりに利用させてもらっております。お肉はもちろんのこと、ソースや練りがらし、お味噌汁のシジミにまでこだわる本格的なお料理を提供してくれます。トンカツ以外にも大変人気のコロッケもおススメです。いつも人柄の3人の店員さんのお話も大変面白く、店内もとてもいい雰囲気です。食通の患者様にご紹介したところとても気に入っていただけました。
先月末突然お店の一人の方が急に事故で入院されてしまい今のところ写真のお二人でお店を営業なさっているようです。ぜひ、皆さんおいしいトンカツを食べに行ってお二人に益々元気になってもらいましょう!
とんとん亭 品川区南大井6-16-9 日曜定休 03‐3761‐2750
2020年06月02日 22:10

モンダミンプロケアα

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モンダミンは皆さんよくご存じの洗口剤ですが、殺虫剤で有名なアース製薬さんから販売しているのは知っていましたか?今からさかのぼること33年前の1987年。当時の社長様が日本にはまだなかった洗口剤に着目して開発、販売されました。名前の由来もユニークで近代的(modern)とフランス語の恋人、友達(monami)に、医薬品に用いられる『~イン』の語尾を組み合わせた造語だそうです。実は当院でもモンダミンはしばらく前から置いてあり皆様にご案内してはおりましたが、今一度モンダミンの理解を深めるため、先日アース製薬の方にお越しいただきスタッフ皆でセミナー参加させて頂きました。お伝えしたいのは2つ。
①夜の就寝前に20~30秒間お口の中でブグブグうがい
②他の製品を凌ぐ殺菌力に加え歯ぐきの炎症・出血抑制高価を兼ね備える。
歯磨き、歯間ケア(フロス・歯間ブラシなど)でお口の中の細菌が10,000個から1個に減らすことができても、2時間後には元に戻ってしまうともいわれています。そこで、フッ素や洗口剤の力を借りてより良い環境にしていきたいと思います。もっとたくさんのことをお伝えしたいので、詳しくはスタッフ皆に問い合わせください。ちなみに歯科専売です。
2020年05月13日 15:57

お口の細菌がお腹の不調を起こす?

昨晩、NHKの放映された『東洋医学 ホントのチカラ 今こそお家で!セルフケアSP』について。ご覧いただいたでしょうか?私自身普段から頭痛、肩こりに悩んでいたので自宅で真剣に見入っておりました。
私が特に気になってぜひ皆様にもお伝えしたく思った事があったので紹介いたします。それは番組終わりの方でした。皆さんもお口の中には多くの細菌がいることはもすでにご存知でしょうが、唾液によって毎日1000~1500億個の細菌がお腹に流れることでお腹の不調の原因の1つとして考えられているというお話でした。舌の表面にある舌苔は、便秘の原因とされている悪玉菌の温床と化しているためこれらを舌ブラシで取り除くとお腹の不調が良くなるということでした。鶴見大学歯学部の花田教授の監修の下、実際にお腹の不調特に便秘に悩んでいる女性を対象とし検証してみるとなんとほとんどの方が悪玉菌が減り便秘やお腹の不調に改善認められていました。さてポイントは2つ。
①1日朝晩2回(朝は朝食前に歯磨き、舌ブラシ、そして、晩は夕食後歯磨き、舌ブラシの順番で!)
②舌ブラシで奥から手前に向けてゆっくりと動かすこと。(左右中央と全体的に)
緊急事態宣言で外出自粛が長引く中で、皆さん心身ともにお疲れのことと存じます。東洋医学の研究、治療法を上手く活用して自宅でセルフケアを行って何とかこの事態を乗り切りたいものですね。
2020年05月06日 12:31

虫歯予防にフッ素も!

虫歯予防といえば、歯磨きですが、今回はフッ素のお話しをご紹介いたします。以前にも、このコラム欄でフッ素入りの歯磨き粉をたっぷり付けて磨いた後はうがいしない、とスウェーデンのの歯磨き事情をご案内しましたね。
虫歯予防には欠かせないプラークコントロールに3つの大切なことがあるので説明します。
①食生活、物理的、化学的コントロールによる抑制。プラークの抑制するために、ショ糖など糖質を取る回数を減らし、代用糖を利用し更に十分な清掃回数や抗菌剤などを用いたブラッシング。
②プラークの除去。家庭で行うセルフケア(歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ)と歯科医院でのプロフェッショナルケア。
③病原性コントロール。病原性を抑えるためにフッ素や抗菌剤が配合されている歯磨き粉や洗口剤を使用する。
このうちの③のフッ素についてお伝えします。フッ素を取り入れるコツは異なる濃度で複数の方法を取り入れることです。歯科医院で時々高濃度(9000ppm)塗布することで酸の抵抗性を向上させ、歯を強くします。一方、日常生活での低濃度のフッ素入りの歯磨き粉や洗口剤を使用するすることで虫歯になりかかったところに働き歯が溶けるのを抑えて再石灰化を促します。おすすめは、フッ素入り歯磨き粉を一日2回以上、洗口剤は1回の使用とされています。ちなみに当院の歯のお掃除にはフッ素入り研磨剤を使用していたのはご存知でしょうか。
ぜひ、おうちで試してみてください。
2020年05月04日 16:23
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

東京都大田区|大森駅より1分

ティースデンタルオフィス

〒143-0016
大田区大森北1-1-5 大東ビル102

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