東京都大田区大森北の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

一般的な診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。

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目指すは生涯28

今や5割を超える国民が8020(80歳に20本の歯を残そうというスローガン)を達成したと報告されている。令和の目標は、生涯28(ニイハチ・全ての歯を残そう)を達成できる社会の実現である。(日本口腔衛生学会の声明)。病んだ歯や咬合(嚙合せ)を治す”削る・詰める”の外科医療と、発症を防ぎ健口を守る”防ぎ・守る”の内科医療、これがこれからの歯科医療の両輪である。どちらが欠けても国民の健口は守れない。
大阪大学予防歯科教授天野先生のお話から。
 
2021年12月15日 21:48

肥満と歯周病リスクについての新知見

厚生労働省による『令和元年国民健康・栄養調査報告』によると、20歳以上の日本人男性の33.0%、女性の22.3%が肥満であるという。年代別にみると、男性では40歳代の39.7%がもっとも高く、次いで50歳代の39.2%となっている。女性では、60歳代の28.1%がもっとも高くなっている。
これまでにも肥満と歯周病には関係性があることが知られていたが、その機序について完全な解明はされていなかった。この度、米国ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究チームが、発表した論文によると、肥満に起因する慢性炎症により、骨髄由来抑制細胞が破骨細胞に分化し、歯槽骨の破壊が起こるという。このことから、歯周病のみならず、関節炎や骨粗鬆症など、肥満により引き起こされる全身性の骨疾患の発現機序にも光を当てるものであるという。
歯科医院には、老若男女問わず数多くの方々が来院する。その中には、全身疾患の未病患者が数多く含まれている可能性が高い。肥満度の高い患者が来院した際に、歯周病のリスクのみならず関節炎や骨粗鬆症リスクについても情報提供できるようになれば、歯科医院は地域包括ケアの時代において“人々の健康ステーション”へと昇華されていくと期待される。
2021年12月15日 21:39

歓迎会

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今度、新しいスタッフさんが入って参りました。とても真面目でピュアな方なので、スタッフさん皆直ぐに打ち解けて和気あいあいとした雰囲気でおります。本当にありがたいです。先日、歓迎会を兼ねたお昼ごはんに出かけました。「天冨久」さんという大森では有名なてんぷら屋さんです。並んで待つこと15分。ようやく店内へ。はじめはカウンター席で分かれての食事になるのかなと思っていましたが、店員さんの計らいで2階のテーブル席へ通していただけました。本当に感謝です。コロナ感染前以来なのでほぼ2年ぶり。相変わらずボリュームと満足のおいしさは全く変わっておりませんでした。
2021年12月01日 16:06

クリスマスツリー

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ついに12月に入りました。なんだかここ最近は寒さが厳しくなってきたように思われます。今月のビックイベントと言えばクリスマス!。ということで今回も一人寂しく飾り付けをして飾らせて頂きました。毎朝目の前を通る園児の皆さんにも目の保養になって頂ければと祈りつつ。しかし、もっぱら注目はお隣のフグちゃんたちに。
2021年12月01日 15:58

口腔の健康のためにやめたいと思っている習慣トップ3!(サンスター続き)

① 甘いお菓子20%

中国は15ヵ国中でもっとも高い31%の人が、歯の健康を害する習慣として「甘いお菓子をやめたい」と答えている。

一方、日本では22%、シンガポールでは16%の人が甘いものがいちばん悪い習慣だと回答した。

② 喫煙 20%

喫煙習慣をやめたいと答える人は、ドイツとスペインで27%ともっとも高く、日本ではわずか12%であった。

③ 歯に着色しやすい飲み物 18%

「着色する飲み物をとることをやめたいと答えた人」は、イタリア、インドネシア、ブラジルで22%ともっとも高く、日本は15%、もっとも低いのは中国の11%であった。

 

笑顔のために人気のケアは「ホワイトニング」

笑顔の魅力を向上させるためのオーラルケアの施術としては、調査対象国平均および多くの国で、「歯のホワイトニング」を希望する人の割合がもっとも多い結果に。とくに、ホワイトニングは、メキシコ、イタリア、スペインでもっとも多く回答されており、47%の人が回答。

日本でもホワイトニングと回答した人は、調査平均よりも高い43%にのぼった。一方タイでは、他の美容的な治療と比較してホワイトニングを選択すると答えたのは26%に留まり、もっとも多い回答は「詰め物・歯の修復」で35%となった。


口腔の健康が全身の健康に関係すると考えている人は、調査対象国平均はわずか21%。それに対し、日本は38%ともっとも多くの方が認識していると回答した。

2021年12月01日 15:30

「口臭」に悩む人が多いのは日本だけ(サンスター)

サンスターは11月8日、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ地域の15ヵ国で行ない、歯科治療を含む口腔衛生に関する意識調査の結果を「2021 Global Healthy Thinking Report」として公開された。

この調査では、世界各国の口腔衛生、習慣、関心事が明らかになり、自覚している歯の健康状態や口腔の健康と全身の関係についての認知度など、さまざまな調査結果が得られたという。また、各国において、口腔の健康に対する優先順位が異なるものの、世界の人々は全体的にオーラルケアへの関心が高く、健康な口腔環境を意識していることが明らかになった。

15ヵ国平均で、口腔の悩みとしてもっとも多い回答は、日本を除く各国で30%の回答を得た「知覚過敏」。また、アジアの傾向としては、「う蝕がある」「口臭がある」と答えた人の割合が多い結果となった。

また、日本では「口臭がある」が34%と、口腔の悩みとしてもっとも高い回答率で、次いで「歯ぐきの炎症がある、歯周病がある」が29%となり、上位2つの回答率は15ヵ国平均値よりも高いことが明らかになった。ちなみにに、もっとも少ないのはブラジルで、わずか8%。

地域別にみるとヨーロッパでは、イタリアがもっとも多く15%、イギリスではもっとも少なく10%となっています。
口腔の健康、息をリフレッシュするために実施しているオーラルケアについての調査では、「定期的に舌を磨いている」が39%と、3分の1以上の人が回答した。また、33%人が年に2回歯科医院に行くと答えている。洗口液の使用については、日本の口臭を気にしている人の割合が34%と、15ヵ国中もっとも高い結果にもかかわらず、調査対象国でもっとも低い結果に。

 

 

 

2021年12月01日 15:17

ヘアワックスのつけかた

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最近、ウェブセミナーばかり見ているのが習慣になりました私ですが、その合間にYouTubeもよく見ています。最初は、同業の先生が(良くも悪くも)新手な治療を紹介する動画や、またそれを体験した患者さんの苦情の動画などを見つけたのがきっかけで見るようになりました。最近は服とかも次第に見るようになり、今ではオンラインショップもたまに利用するまでに。先日、「初心者向け120%上手くなるワックスのつけかた」という動画を見つけました。若い女性の美容師さんが、明るく優しくわかりやすく解説しています。普段さえない私ですが、少しでも垢抜け自分に会える事に期待していざ、実践してみることに。紹介されたヘアワックスをヨーカドーのロフトで見つけ準備万端。しかし、実際は動画で見るほど甘い世界ではありません!途中まではできているような気がするのですが仕上げは散々な結果に。辛うじて何とか形を整え出勤して作業着に着替えるとこの時期セーターきているのでまずここで崩れて、整えてはスクラブを着てまた崩れ、ここまでくるともうどうでもよくなってしまいます。しかし、千里の道も一歩より。めげずに上達目指して頑張って参ります。
2021年11月30日 08:11

スイス生まれの素晴らしい歯ブラシ

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とてもカラフルで使って磨いているだけで気分も上がる歯ブラシのご紹介させていただきます。その名も”CURAPROX"(クラプロックスと最近ようやく言えるようになりました)。素晴らしいのはカラフルなかわいさだけではありません。この歯ブラシの特徴は2つ。一般の歯ブラシに使用されるブラシの素材はナイロン製です。しかし、独自に開発されたCuren(クーレン)繊維の毛はナイロンよりも弾力があり、お口の中で湿らせても、乾いている時と同じような安定感を保つことができるため、ブラッシング時のダメージを最小限に抑えることが出来て身体に優しいこと。もう1つは、徹底したプラークの除去率です。それを可能にするのが、大量の極細毛を高密度で植毛していることです。例えるなら私50過ぎのオッサンの頭髪と当院のスタッフさんの密な頭髪との違いくらいはあります。余談ですが、遺伝的に幼少期から頭髪が薄く、小学校のプールの時間で水面に現れる私を見た同級生は口々に”オマエ、将来大変なことになるぞ!とよく脅かされたものです。大人になって人一倍洗髪には気を使い、シャンプーや洗い方にはこだわっております。話をもとに戻します。一般的な歯ブラシの毛束はおおよそ700~1200本ですがこちらはなんと5460本です。このため毛束と毛束の間にできるプラークの残渣もなく、また僅かな隙間にも届きやすく効率的なお掃除が可能になります。この特徴を活かした独特の歯ブラシの当て方もあります。もう一つ私が強くオススメしたいのはこちらの会社の歯間ブラシです。Curen繊維ではないのですが、パラソル効果の超微細毛なので前後に1回で完了です。一般の歯間ブラシであれば、外側から2~3回、その後裏側から(これがメチャクチャ大変な作業)2~3回と時間と手間がかかるのです。しかし、こちらは1回前後に動かすのみです。当院でなかなか出血のおさまらない方にぜひお使い頂きたく、今回の導入に至りました。もっともっとお伝えしたい素晴らしいこれらの商品。スタッフ皆でご紹介しておりますのでご興味ありましたらお気軽にお申し付けください。お写真の方は会社の営業さんでありしかも歯科衛生士さんでもある、とても優秀で私たちに優しく教えてくださる笹川さんです。本当に優しく対応していただけるのでみんな大好きです。感謝しております。
2021年11月17日 22:16

⾮アルコール性脂肪性肝疾患の悪化に、⻭周病原細菌による腸内環境への悪影響

⾮アルコール性脂肪性肝疾患(Nonalcoholic Fatty Liver Disease;NAFLD)は、顕著なアルコール摂取がないにも関わらず、肝臓に脂肪蓄積を認める疾患です。NAFLDは、脂肪蓄積はあってもほとんど進⾏せず予後が良好な⾮アルコール性脂肪肝炎と、脂肪変性に加えて炎症・線維化が顕著で肝硬変や肝臓がんに進⾏するリスクが⾼い⾮アルコール性脂肪肝炎の2種類に分類されます。後者は肝臓関連死が有意に⾼く、⼼疾患によって死亡する可能性も⾼くなるそうです。世界的に患者数は増加の⼀途をたどり、我が国においても1,000万⼈を超える患者が存在すると推定されています。

NAFLD病態を誘発するものとしては、肥満や糖尿病などのメタボリックシンドロームが知られていますが、近年の研究により腸内細菌叢の関与が注⽬。ヒトは唾液とともに⼝腔細菌を飲み込んでいるが、⻭周病患者の唾液中には多くの⻭周病原細菌が含まれている。

九州大学の研究グループは、これまで⼝腔細菌の中でもとくに⻭周病原細菌が、腸内細菌叢や腸管バリア機能、腸内細菌代謝物を変化させることを報告してきました。マウスの食事に歯周病原菌を与える実験結果から、⾮アルコール性脂肪性肝疾患の悪化に、⻭周病原細菌による腸内環境への悪影響が関係していることを発表した。

今回の研究結果によって、⼝腔の健康維持は腸内環境を通じ、全⾝の健康に深く関わっていることが明らかになった。 

2021年11月17日 21:58

う歯の割合は8歳がピーク

令和2年度学校保健統計調査の結果を公表された。学校保健安全法により実施される健康診断の結果にもとづき、満5歳から17歳までの幼児、児童および生徒を対象に、発育状態(身長、体重)および健康状態(疾病や異常の有無)について調査が行われた。

う歯をもつ者の割合は、8歳で47.5%ともっとも高かった。一方で、12歳では29.4%ともっとも低かった。9歳から12歳にかけてう歯をもつ割合が減少するのは、乳歯から永久歯へ生えかわることが影響していると考えられる。

また、12歳前後で永久歯への生えかわってから17歳に達するまで、う歯をもつ者の割合は年齢とともに高くなる。17歳でう歯を持つ割合は45.5%を占め、8歳におけるピークと近い値であった。このことから、乳歯列期だけでなく、永久歯に生えかわった後も、う歯ができないよう継続して口腔管理を行うことの重要性がうかがえる。

幼児から高校生にいたるまで、絶えずう蝕のリスクに注意する必要があるものの、う歯の被患率自体は、令和2年度の調査における値が過去5年間で最も低い値となっている。う歯の被患率が減少傾向にあるのは、興味深い。

 

2021年11月17日 21:50
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

東京都大田区|大森駅より1分

ティースデンタルオフィス

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