東京都大田区大森北の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

大田区で一般的な歯科診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。

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あいにくの雨

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先週日曜日に研修会出席のため、京都に日帰り旅行に行って参りました。久しぶりの京都でしたので嬉しさのあまり、研修会の始まるわずかなすきま時間を最大限に活用すべく、念入りな観光計画を立てて始発電車を利用していざ京都へ!しかし待ち構えていたのは残酷なまでの大雨でした。スーツを着ていてしかも結構激しく雨も降っており、さすがに観光はあきらめざるを得ません。以前行ったことのある京都駅地下街にあるイノダコーヒーで美味しいコーヒーとケーキを頂きながらゆっくりと贅沢な時間を過ごすことが出来ました。結果的には自分なりに良い選択だったと思います。これからは落ち着いた行動を取るように戒められた感じがした経験となりました。18時に研修会が終わったころにはすっかり雨も止んでおりました。
2022年07月05日 07:23

世界一の病気とは?

世界中の大学や研究機関が参加する国際的な調査が2010年に発表した約300ある病気の中で一番多い病気が、”未処置の永久歯う蝕予防”だった。ちなみに6位は歯周病、10位は未処置の乳歯う蝕、36位が歯牙喪失であった。これを受けて2021年に世界保健機関(WHO)は世界保健総会にてより良い口腔保健を達成する決議が採択された。決議に至った口腔保健の重要性のいくつかの中で、興味深かったものは、①歯科疾患の有病率は高く、そのため経済的負担も大きい、②口腔疾患の多くが、心血管疾患、糖尿病、がん、肺炎、肥満、早産など他の病気と関連すること、③学校や仕事の欠席につながり生産性を低下させる、④貧困層や社会的に不利な立場にある人に多い、など。
最近の日本ではう蝕は減っていると言われているが、平成28年度の調査では成人では3人に1人は未処置う蝕を持っていてまさに世界水準の結果に。そして近年、高齢者のう蝕・歯周病の増加が大きな問題となっている。今回の決議を通して日本も予防について真剣に取り組まなければならない状況になっている。
2022年06月26日 18:27

「感染症予防にはオーラルケアが重要」一般人の約半数が“知っている

ライオン株式会社は、コロナ禍におけるオーラルケアに対する意識や行動についての調査結果を発表した。

今回の調査結果によると、コロナへの罹患経験がない方の51%が、歯磨きや舌磨きなどのオーラルケアが感染症予防につながる可能性があることを「知っている」と回答し、コロナ罹患経験者においては44%が「知っている」と回答した。また、コロナ罹患経験者で「知っている」と回答した方の38%は「罹患をきっかけに知った」と答えた。

 

一方で、歯磨きなどのオーラルケア行動に関しては、コロナ罹患経験の有無に関わらず、コロナ禍でもほとんど変化は認められなかったとのこと。ただし洗口剤においては、他のセルフケア用品と比べて、使用頻度が上がった方が多い結果となった。

感染症予防にオーラルケアが重要だということを知っていても、普段のオーラルケア行動には反映されにくいということが明らかになった。

2022年06月23日 08:01

変わるもの・変わらぬもの

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先週日曜日、久しぶりに秋葉原に行って参りました。日頃、大変お世話になっております株式会社松風さんのセミナー出席のためです。今回は対面式のセミナーでした。内容も大変充実していて出席出来て本当に満足でした。また、普段観ているオンラインセミナーと違って、受講されておられる先生方の反応が見れたり、会場の隅には展示ブースが準備されていて、製品などの丁寧な説明を社員様から伺えて本当に参考になりました。
セミナーが終わり少し時間があったので、会場を出て電気街に向かいました。お目当ての(当院の受付にある)ハロゲンランプを探しに。向かった先は祖母の代からお世話になっているオノデンという電気屋さんです(以前もこちらのお店で購入してます)。おそらく創業70年近くになるのでは。自分も学生時代にステレオ購入や、また、開業以来4階にある照明器具のフロアには、(近隣の家電量販店には取り扱いのないものまで)幅広く製品を取り扱っておられるので非常に頼もしい存在です。今回も迷いなく、エレベーターを駆け上がり4階に。と、その時一瞬、おかしな雰囲気を感じました。なんとそこは異質な空間が広がっていたのです。後から調べて分かったことなのですが、”ジーストア・アキバ”といって、公式キャラアパレル、グッズ、衣装?など今のアキバを象徴するショップとなっていたのです。自分一人が宇宙空間に投げ出されたような感覚に襲われながら階段を下り、改めて店員さんに(探している)ハロゲンランプを尋ねたところ、取り扱いはないとのことでした。ガッカリしながら駅に向かう途中、メイドカフェのスタッフさんが元気よく通行人に客引きしている光景を目にしました。勝手にメイドカフェはもう衰退したのではないかと(おそらく15年以上前から存在している)思い込んでいたのですが、いまだ健在でした。きっとこれからのアキバを背負って立つ存在となるのでしょうと、彼女らがとても頼もしく思えました。ちなみに駅の反対側にあるヨドバシカメラに行ってみたらなんとお目当てのものが見つかり本当に助かりました。各フロア物凄い人出があり、本当に驚きました。
2022年06月15日 17:25

くろさわ東京菜

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先日、患者さんのお一人から美味しいと評判の中華料理店を紹介されました。その名は”くろさわ東京菜”です。大森駅から徒歩10分くらいにある小さなお店です。早速本日のランチに行って参りました。11時半の開店に合わせて伺ったので、2番目に通されました。運よくまたさせれることなく入店できました。人気店らしくしばらくすると席はおおよそ埋まっておりました。ランチはセットのメニューのみでメインをいくつかの中から選択するようになっております。サワラの前菜から始まり、スープ、メイン2種類、デザートなど、どれも結構美味しくて大満足でした。お隣でビールを片手にお食事を楽しむ常連さんらしきお客さんに思わず、お昼からお酒飲めるカッコよさを見せつけられ、下戸の私にはとても羨ましく見えました。お店教えてくださった患者さんにも感謝申し上げます。
2022年05月25日 16:35

大腸がん予防に寄与する可能性のある歯周病治療

大腸がんは、悪性腫瘍の中でも、肺がんに次ぐ第2位。大腸がんは、特定の微生物をターゲットにした予防法は確立されていない。近年、歯周病に関連しているある口腔内常在菌が大腸がんの発生や進行に関連している可能性が注目されている。横浜市立大学医学部・付属病院口腔外科の共同研究で、3か月の歯周病治療後に大腸がんの患者の便中から口腔内常在菌が減少していて、大腸がんの発がん予防や進行抑制に効果がある可能性が見出され、今後の研究の注目が集まっている。
2022年05月08日 19:05

奥歯の嚙み合わせがない高齢者は、高血圧リスクが1.7倍に上昇

2018年の国民健康栄養調査によると、60歳以上の約25%が咀嚼機能の低下を訴えている。一方、75歳以上の約70%が高血圧と言われている。兵庫県立医科大学と新潟大学医歯学総合研究科の調査で、食品を嚙み砕く能力が高ければ、高血圧に対して予防的な食生活を維持することに有効であることが明らかにされた。歯を失った人は柔らかく噛みやすいものを摂取しがちになり、食物繊維や栄養価の低い傾向になる。よく嚙める良好な口腔状態を維持しながら適切な食事指導を受けることで、高血圧の予防に気を付け健康寿命の延伸につなげていきたいものです。
2022年05月08日 18:42

10人に1人は重篤な歯周病

先述の芳賀先生のご講演の続き、歯周病編です。スリランカで行われた実験で、茶摘みに盛んな地域で毎日一日の行動が皆同じで、口腔清掃の習慣のない人達の歯周病の進行状況を調べてみた。そこで分かった分布割合は、急速に進行しているのは8%、中程度に進行しているのは80%、進行していないのは12%であった。世界的にみても、急速に進行してしまういわゆる重篤な歯周病にかかっている割合は10%程度という。一般的に歯周病のリスクは沢山あるが、トップ3をあげてみると、①喫煙、②糖尿病、③遺伝。この3つのうち2つ以上リスクがあれば、より問題が起きやすいだそうです。また喫煙、糖尿病、遺伝の順で問題が起きやすかった。ただし、メンテナンスの頻度が多いほど問題は起きにくいとのことです。
2022年05月08日 18:13

甘いものは1日4回までに!

先述の芳賀先生ご講演のWEBセミナーで、虫歯予防における有効な糖質制限についてのことがありましたのでご紹介させていただきます。ある実験では、砂糖(スクロース溶液)を1日に、ある回数を摂取、脱灰させ、また1日2回の歯磨きをフッ素入り歯磨き粉とフッ素入りなし歯磨き粉を用いて、どのくらい再石灰化が起こるかを調べた。結果は、フッ素入り歯磨き粉を用いた時は5回まで、フッ素なし歯磨き粉を用いた時は、1回まで再石灰化が認めた。このことから砂糖を含んだ飲食を5回以内であれば、フッ素入り歯磨き粉で歯磨きを1日2回すればカリエスコントロールができることが分かった。別の実験では歯磨きをしない人に、様々な砂糖を含んだ食べ物を摂取量や回数を変えて与えたみたところ、砂糖の摂取量が多くても回数が食事を含めて4回までは、虫歯は出来たが緩やかな増加であったという。つまり量よりも回数が問題であることが分かった。まとめますと、①砂糖摂取の頻度を減らすことが量の制限よりも有効である。②フッ素入り歯磨き粉はう蝕予防にとても重要。③フッ素が適切に使用されていれば、砂糖摂取量と虫歯の関連は非常に低いといえる。
 
2022年05月07日 08:16

お菓子の取り過ぎに注意

甘いのものや脂っこいお菓子は多幸感を得やすくついつい手が出てしまうもの。甘党の自分には、その気持ちとてもよくわかります。今回は医学博士である白澤卓二さん著の「お菓子中毒を抜け出す方法」の一部をご紹介させていただきます。油は種類とバランスに注意すること。普段、私たちが口にしている脂肪には①オメガ3系脂肪酸(魚油・えごま油など)、②オメガ6系脂肪酸(サラダ油・コーン油・ごま油など)、③オメガ9系脂肪酸(オリーブオイル・菜種油・コメ油など)、④中鎖脂肪酸(ココナッツオイル・母乳や牛乳に含まれるバームなど)が挙げられます。このうちお菓子などに含まれる油のほとんどは、オメガ6系脂肪酸に類するもの。つまり、お菓子ばかり好んで食べているとオメガ6系脂肪酸の過剰摂取になって体の油のバランスが崩れてしまうのだそうです。こうなると次第に体内で炎症が起こりやすくなり、その結果として、動脈硬化や歯周病のリスクが高まると警鐘を鳴らしてます。ラットの実験では、脂質の高い食事を取り続けると食欲が止められないとういう結果が得られたのでおそらく人間にもある程度当てはまるものと考えられている。つまり油には中毒性あることを忘れずにしたいのもです。お菓子全般が悪いというものではなく、職人さんの手作りの和菓子やスイーツ、家庭での手作りのものてあればそんなにも注意することはないにしても、脂が大量に入ったお菓子などはなるべく避けた方が良さそうです。わたしもなるべく自重して頑張ります。
2022年05月06日 07:42
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

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