40,50代の2人に1人が虫歯の再治療を経験
日本歯内療法学会が20~50代の200名を対象に歯の再治療の意識調査を行ったところ、40代では46%、50代では70%が虫歯の再治療経験があると回答している。新たな虫歯の発生が減少傾向にあるのに比べて再治療が急増していることが分かった。さらに40代で46%、50代で66%の人が、虫歯の治療で歯の神経(歯髄)を抜いた経験があり、歯髄を抜いた(抜髄)歯の再治療の経験がある人は50代で約4割に上った。同じ歯の再治療を繰り返すと、歯を失うリスクが高まる。抜髄をした歯は、痛みを感じにくく、虫歯に気付くのも遅れがちに。しっかりとしたセルフケアと定期検診が重要になってくる。
2022年02月13日 19:46