東京都大田区大森北の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

大田区で一般的な歯科診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。

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電子タバコ使用者はう蝕リスクが高い

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の調査によると、アメリカ国内において910万人の成人と、200万人にのぼる10代の若者が電子タバコを使用している。

これまでの研究で、電子タバコの使用による肺疾患や歯周病への影響が示されてきたが、う蝕との関連性については十分に明らかにされていなかった。

そこでタフツ大学病院の歯科を受診した16歳以上の患者13,000人以上のデータを分析した。

その結果、電子タバコを使用していた患者の約79%は、電子タバコを使用していなかった患者の約60%と比較して、う蝕リスクが高いことが判明した。

他の研究機関でこれまでに行われた研究から、電子タバコの使用がう蝕リスクを高める原因の一つとして、電子タバコのリキッドが糖分を含み粘性をもつことが挙げられている。

具体的には、リキッドをエアロゾル化して口から吸い込むと歯に付着し、口腔内のマイクロバイオームを変化させ、結果的にう蝕原因菌を増やすことが示唆されている。

また、電子タバコに起因するう蝕が前歯などで見られることから、電子タバコは通常発生しない領域におけるう蝕をもたらしうることが示されている。

日本の電子タバコ使用者はアメリカほど多くはないと思われるものの、若年者における電子タバコの使用は国内外問わず問題となっている。

電子タバコが口腔にもたらす影響と取るべき対策について、社会に正しい情報が示され、適切に理解されることを願う。

2022年12月30日 19:48

研修会in医科歯科大学

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12月の上旬に歯科用レーザーに関する実習付き研修会に出席して参りました。今年7月に京都で行われた研修会で講演された東京医科歯科大学先生の主催されたものでしたので非常に興味関心がありました。応募に至っても開始早々の登録だったらしくて、当日配布されたネームプレートには1と書かれていて1番目の登録だったのでしょう。少人数制でしたが、出席された受講生の先生は一番遠いところでは九州からでその他の先生も新幹線で前日宿泊された方もいらっしゃるようです。学ぶ事も多く最後の方は頭がいっぱいとなり大変疲れましたが非常に実り多い研修会となりました。
2022年12月30日 19:30

久しぶりの演奏会

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本日日曜日、大学3年生の娘の所属する吹奏楽部の定期演奏会が立川のたましんrisuruホールで行われ、鑑賞して参りました。部員に加えて、OB,OG,賛助の方々も大勢加わり、ステージ上がいっぱいになるくらいで演奏が始まりました。ですから、驚くほど迫力ある演奏会となりました。娘にとっては、運営に携わる最後の演奏会のようで、コンサートマスターと定期演奏会のポスター作りの大役を張り切って果たしてようです。年末にこのような素敵な音楽を鑑賞出来て、大学関係者の皆様へ厚く御礼申し上げます。久しぶりに休日を満喫して幸せな日でした。
2022年12月04日 18:52

肥満度が高いと歯を失うリスクが上昇

滋賀医科大学とサンスターが共同研究で年代ごとのBMIと歯の本数の分析を行った。その結果、40代以上の年代において、BMIが高いほど歯の数が少なかった。歯の喪失が始まる50代よりも若い段階で肥満度が高いほど歯を失いやすい傾向が見られた。また、肥満に喫煙習慣が加わることで歯を失うリスクが増大した。この研究により、肥満者の歯を失うリスクを低くするためにも生活習慣の改善によって減量、禁煙を行い、
更に適切なセルフケアと定期検診の受診が重要と考えられる。
2022年11月27日 18:40

シルハの導入

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シルハ(SillHa)は、お口の状態を簡単にチェックできる、唾液検査。
お水で10秒間、お口をすすぐだけで、口内環境にかかわる6つの項目(大まかに虫歯リスク・歯周病リスク・口臭リスク)をチェックできます。自分のお口について知ることで、歯周病や口臭を予防し、健康で豊かなライフスタイルにお役立てください。
2022年11月23日 20:18

『mil-kin (見る菌) 』の導入

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顕微鏡による口腔内細菌の観察を、驚くほどの簡単操作と高性能で実現しました。
スマートフォンのカメラ機能で、チェアサイドにて患者様と一緒に細菌の動く様子をリアルタイムに観察でき、治療の重要性を直感的に理解してもらいやすくなります。通常の動画同様、スマートフォンをお使いのディスプレイなどに接続し大画面での説明も可能。
mil-kin(見る菌)で菌を見る、新しいコミュニケーションで皆様のモチベーションを上げ、その後の治療や定期的なメインテナンス来院を円滑にします。
2022年11月23日 20:12

歯科医院で「歯科健診」を1年に1回以上定期的に受けている人は44%

ライオン株式会社は歯科検診に関する意識調査を行いました。その結果、「1年に1回以上定期的に歯科健診を受けている人(以下、定期的受診者)」は44%でした。定期的受診者の「歯科健診に対する満足度」や「歯やお口の健康に対する満足度」は高く、セルフケアにも積極的である傾向が見られました。反面、歯科健診を受けていない人(以下、非受診者)の86%は、「歯科健診の内容をよく理解していない」と答えており、歯科健診の内容を知らないことが受診しない理由の一つではないかと推察されました。そこで、「歯科健診でむし歯や歯周病などの予防処置をしてくれるなら、定期健診を受けたいと思うか」と質問した結果、27%が健診に行くと答えました。健診内容や健診のメリットである「予防」ができることを伝えることで、受診率向上につながる可能性が示唆されました。歯科健診受診率の向上のためには、非受診者に歯科健診の内容やメリットを伝えるほか、様々な角度からの取り組みが必要と考えられます。
また、Z世代に含まれる15~19歳の人は、他年代に比べて、歯科医院に対して「好き」「心地よい」などのポジティブなイメージを持っていることがわかりました。この背景には、15~19歳のむし歯のある人が年々低下しており歯科医院の治療で「痛い思い」をした経験が少ないことが推察されます。歯科医院の受診に抵抗感が低いこの年代が、毎日のセルフケアに定期的な歯科健診を組み込むことで、歯やお口を良好な状態に維持し、令和の時代の新たなオーラルケア習慣をつくっていくことが期待されます。

2022年11月20日 19:01

5回目ワクチン接種

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今月初めに5回目のコロナワクチン接種を受けてきました。今回はオミクロン株にも対応していると、今までと違うワクチンと説明されて意気揚々と出かけました。実際に接種時の痛みも今までの中で最も少なく感動しました。ところが、翌日になって倦怠感と悪寒が走りました。今まで腕の痛み程度でせいぜい腕を上げづらいくらいの症状しか経験していなかった私にとっては、まさか自分がこんな副反応を経験する事になるとは夢にも思いませんでした。なんと1週間程度も症状は続き、もう生きた心地がしませんでした。あくまでも個人の感想ですが、これからの接種を控えておられる方がいらっしゃいましたら是非ともご注意ください。
2022年11月20日 18:39

予防歯科への新たな取り組み

初めて来院される方へ
11月1日より予防歯科へ取り組むことをお知らせします。
初めて来院される皆様に、当日は問診、検査、応急処置とさせて頂きます。また、別途に唾液検査も受けて頂きます(2,200円税込)のでご理解、ご協力をお願い申し上げます。
当院では、歯を生涯残していくことを目的に予防歯科を中心とした医療の提供して参ります。そのためにもお口全体の長期的健康維持を考慮して精密な検査を通じて安心安全な医療の提供を目指しています。
2022年11月01日 08:30

間食とう蝕の関係

 

食事をするとミュータンスレンサ球菌などのう蝕の原因菌が、食事の中に含まれている砂糖をエサにして酸を産生します。酸がどんどん産生されると、口腔内が酸性に偏ります。その結果、カルシウムやリンなどの歯の表面のミネラル成分が溶けることで、歯に穴があきます(脱灰)。しかし、時間が経つと唾液の働きによって口腔内が中性に戻され、溶け出した成分によって歯が再び修復されます(再石灰化)。このように、口腔内では脱灰と再石灰化が繰り返されていますが、このバランスが崩れて脱灰の方に傾くことでう蝕になってしまいます。

では、間食をする際にどのような工夫をすれば、う蝕予防につながるのでしょうか。

次に3つのポイントを説明します!

①間食の選び方
 ミュータンス菌は砂糖をエサにして酸を産生するので、なるべく砂糖が入っていない間食を選ぶようにしましょう。食物繊維が多いものも、唾液が出やすくなり、歯の表面を綺麗にしてくれるので良いですね。また、砂糖にかわる甘味料(代用甘味料)の利用は、う蝕の発症を抑えることが分かっています。でもキシリトールは特に予防効果が高く、口の中のミュータンス菌が利用できないので、全く酸を出しません。キシリトールを含むガムやタブレットを選んでみても良いですね。 
②間食の頻度
食べる頻度も重要です。上の図に示しているのはステファンカーブの曲線で、食事による歯垢中のpHの値の変化を表しています。このように、間食の回数が多いと口腔内は虫歯になりやすい状態(歯表面のエナメル質が溶け始めるpH5.5以下の状態)が続き、脱灰が進んでしまいます(※2)。できるだけ間食の回数を少なくして、間隔を空けたり、時間を決めて食べるようにしましょう。また、食事をするとすぐにミュータンス菌が酸を産生してしまうので、「間食後にすぐ歯磨きをする」ことが大切です。
③よく噛んで食べる
唾液は先に述べたように、口腔内を中性に戻すだけではなく、口腔内に残った食べ物や汚れを洗い流す働きも持っています。唾液をたくさん出すためにも、よく噛んで食べることが大切ですね! 
間食の取り方に着目して紹介しましたが、う蝕の発症予防には、歯磨きの際にはフッ化物配合歯磨剤を利用する、あるいはかかりつけ歯科医においてフッ化物歯面塗布を受けるなどフッ化物応用も併せて行うことが大切です。
う蝕にならないように、工夫をしながら間食を楽しみましょう~! 




 
2022年10月27日 13:43
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

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