口腔がんでの死亡者数8,429人(2022年)
厚労省が公表した2022年人口動態統計月報年計によると、死因で最も多かったのは、悪性新生物(がん)、2位は心疾患、3位は老衰4位は脳血管疾患であった。口唇や口腔および咽頭がんによる死亡者は8,429人となり前年より428人増加となった。早期発見、早期治療に向けて我々歯科医師、歯科衛生士の口腔がんに対する認識をさらに高め、実際当院においても定期健診時に検査項目に加えて取り組んでいる。
大田区で一般的な歯科診療を始め、インプラントなど審美的なお悩みにも対応します。
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(8月15付け食品新聞より)
ロッテは、子どもの口腔機能発達やシニア層のオーラルフレイル対策にガムトレーニングを提案するなど自分事化しやすいテーマを用いてガムの重要性を継続して訴求していく。
7月5日発表したマーケティング本部ブランド戦略部チューイング企画課の福田貴司氏は「ガム市場の活性化の下支えとなるのが“噛むこと”。子ども・学生・ビジネスパーソンなどの各ターゲットに合ったテーマを決めて毎年展開して非常に効果も出てきている」と語る。
ガムを噛むことによる美容効果としては以下の4つを挙げる。
――頭皮血流が高まる。
――フェイスラインが整う。
――食後にガムを噛むことでカロリー消費が高まる。
――歩きながら噛むとウォーキング中のカロリー消費が高まる。
「先日も、TV番組で芸能人の方が食後にガムを食べるとダイエット効果があるのかを実証していた。このようにガムの美容効果に関する情報が広まり、今まで知られなかったガムの新たな可能性をどんどん発信してガム市場の復活につなげていきたい」と意欲をのぞかせる。
直近では、スポーツ文脈でガムの紹介がされる事例が昨年との比較で増加傾向にある。
「例えばWBC日本代表の多くの選手がガムを噛んでプレーをしていたり、日本代表のベンチにボトルガムが置かれていて話題になっていたり、佐々木朗希選手が贈ったお菓子の中でガムのことが書き込まれていた」という。
ポーランドのポズナン医科大学は7月18日、成人におけるハイドロキシアパタイト配合歯磨剤のう蝕予防効果を検討し、ハイドロキシアパタイトのう蝕予防効果がフッ化物に匹敵する可能性を発表した。
ハイドロキシアパタイトは、リン酸カルシウムの一種で、歯と骨の主成分であることが知られている。
これまで、成人におけるハイドロキシアパタイト配合歯磨剤とフッ化物配合歯磨剤のう蝕予防効果を比較した研究結果は報告されていない。今回の研究グループは、成人におけるハイドロキシアパタイト配合歯磨剤とフッ化物歯磨剤のう蝕予防効果を比較することを目的に研究を行った。
研究の結果、18ヶ月後の臨床試験終了時点でDMFS指数が増加していない人の割合は、ハイドロキシアパタイト群が89.3%、フッ化物群が87.4%であった。
このことから、ハイドロキシアパタイト配合歯磨剤とフッ化物配合歯磨剤のう蝕予防効果は、今回の臨床試験において同等であることが示された。
今回の研究では、ハイドロキシアパタイト配合歯磨剤の新たな可能性が示唆された。しかしう蝕予防には、有効成分が配合された歯磨剤の使用だけでは不十分であり、食生活やプラークコントロールといった多角的なアプローチも必要である。
同様に差し歯の表面の樹脂やセラミックなども、長期間歯ぎしりのような衝撃を受けると、少しずつダメージを受けます。樹脂では金属との境目から白い部分が大きく剥がれる、セラミックであれば大きな剥離はなく、一部が欠ける程度が多いようです。
樹脂とセラミックの耐久性では、特殊な場合を除いて色の変色などを含め、セラミックの方が耐久性が高い傾向にあります。
■すでに前歯に差し歯が数本ある
犬歯間の3本以上が被せものになっている場合、歯ぎしりの影響を強く受けている可能性があります。特に奥歯は歯の治療があまりないのに、前歯にだけ被せものが多い場合は、歯ぎしりによる歯の破壊が起きているかもしれません。
■歯周病はないが歯ぎしりがある
歯周病で歯ぎしりの癖があれば、歯周病が進行して、欠ける前に歯がグラグラしてきます。健康な歯ぐきの状態で、特に前歯を前後に擦り合わせる癖がある場合は、前歯の差し歯を破損しやすくなります。
■被せもので歯並びを修正した
被せものをする際に歯並びの悪い箇所を被せもので修正した場合、歯ぎしりを無視して、見た目重視の形にすることで、あたる部分の衝撃が増えてしまいます。差し歯が歯ぎしりによって被せものをする前の形になるまで、壊し続けてしまうこともあります。
■以前歯が欠けたことがある
歯が欠けたり、以前にもトラブルを起こしたことがある場合、噛み合わせが欠けた部分に強くぶつかってしまうため、そのまま形を元に戻すと同じ様に壊れることがあります。
残念ながら、歯にダメージを与える歯ぎしり自体の治療法は、現時点ではありません。そのため、歯ぎしりをしてしまっても歯を破損せずに済むようなマウスピース「スプリント」を歯科医院で作り、就寝中だけ口の中にはめておく方法をとることになります。これによって、歯ぎしりによる歯の破壊を防止することができます。
プレートを使用しない一般的な対処法として、以下のような方法があります。
▼1. 前歯を短く設定する
噛み合わせ優先の形は、歯の位置や上下の歯のバランスなどで決まるため、一般的には見た目がそれほど綺麗に見えないことが多いようです。ただし上下の歯を数多く一度に修正して、噛み合わせと見た目のバランスを修正できることもあるので、病院でよく相談するようにしましょう。
このたび日本の研究により、残っている歯の数と歯周病の程度は、記憶力などにかかわる脳の一部「海馬」の縮小と関連することが報告されました。若いうちから歯の健康を気遣うことが、脳の健康を保つことにもつながるようです。
年齢を重ねるにつれて、私たちの脳は少しずつ小さくなっていく可能性があるのをご存じでしょうか。この脳の縮小は、記憶をつかさどる脳の重要な部分である「海馬」と呼ばれる部分(左右の脳にひとつずつ、一対あります)から始まり、広がっていきます。
歯を失ったり、歯周病になったりすると、この海馬の縮小につながる可能性が考えられています。若いうちから口腔の健康に気をつけることが、脳の健康を考えても重要である可能性があるのです。
そこで今回、東北大学など日本の研究グループは、歯の喪失と歯周病が海馬にどのような影響を与えるのかについて調べてみました。対象としたのは、日本の一地域の住民から募った認知機能が低下していない172人(55歳以上)。歯周ポケット(歯と歯茎の境目にある溝)の深さの測定を含む口腔内の検査に基づいて、保持している歯の数と歯周病の程度を判定し、脳のMRI検査により算出した海馬の体積の4年間の変化との関連性を見ました。
こうして確認されたのが、残っている歯の数と歯周病のレベル、そして海馬の体積の間に相関関係が見られることです。歯周病が軽い人では残っている歯の数が少ないほど左側の海馬の縮小進行が速く、歯周病が重い人では残っている歯の数が多いほど同じ海馬の縮小の進行が速いとわかりました。重度の歯周病になると、多くの歯を保っていることで、かえって海馬の縮小を促進する可能性があるという結果です。
年齢の影響を計算した場合、軽度の歯周病の人が歯を1本失うと、海馬の縮小は年齢にして1年分近くに相当するほど進行が速くなり、重度の歯周病の人では歯が1本多いとおよそ1.3年分に相当する縮小速度の増加になりました。
2019年に欧州分子生物学研究所で行われた唾液と便の微生物研究では、採取した菌の約3割が「唾液と便の両方から採取された」と発表された。これは、ドイツ、フランス、ルクセンブルグなど5カ国の470人を対象に、310種の唾液及び糞便微生物株集団を研究した結果。口腔微生物による大腸への感染と、その後の定着は、健康な人の間で一般的かつ広範であることが判明した。このことから、「口の中の悪玉菌は飲み込まれ、腸まで届き、定着している可能性が考えられ、腸内フローラに影響を与えている可能性がある」ということがわかった。
そこで今回の調査において、論文内容を提示したうえで「“口内の悪玉菌が腸内フローラに影響を与えている可能性がある”ということを知っていたか?」と質問すると、90.6%の人が「知らない」と回答。体調管理のために“腸活”を実践している人でも、80.1%の人は「知らない」と回答した。口の中の悪玉菌が腸内環境に影響している可能性があることについては、多くの人が「知らない」のが実態のようだ。
また、「歯ブラシでケアできるのは口内の表面積の約25%のみ」であることや、「口内の悪玉菌はバイオフィルム(=微生物の集合体。歯垢も含む)の中にいる」こと、「天然由来の植物から発見されたエッセンシャルオイルの成分(※)によってバイオフィルムの中まで浸透し殺菌することが可能」であることや、「エッセンシャルオイル配合の洗口液はフロスより効果的」ということを知っているか聞くと、ほとんどの人が「知らなかった」と回答。
そして、調査対象者のマウスウォッシュ使用率を見ると35.7%という結果となり、使用者にその目的を聞くと、「口臭予防」(64.8%)、「虫歯予防」(59.1%)、「歯肉炎予防」(45.4%)、「口内のネバつき予防」(43.6%)との回答が。「体調管理のため」(8.4%)や「胃腸のケアのため」(3.5%)に使用する人は1割以下で、全身の体調管理のためにマウスウォッシュを使用している人はマウスウォッシュ使用者の26.8%にとどまっていた。
今回の調査内容をもとに、歯科医師の福島一隆氏(「グランプロデンタルクリニック銀座」院長)に詳細を聞くと、「口内の主な悪玉菌としては、虫歯の原因となるミュータンス菌や、歯周病の原因となるジンジバリス菌(P.g.菌)などが挙げられます。なかでも、口の中にいるP.g.菌は非常に強力な菌で、飲み込むと胃酸でも殺菌することができず、腸内に到達して腸内環境を乱してしまうと言われています。免疫力を向上させ、食べ物の消化吸収を助けてくれると言われている腸内細菌のバランスが崩れてしまうと、全身の体調バランスが崩れてしまったり、せっかく取り組んでいる腸活も台無しになってしまったりするおそれがあります」と解説。
「全身の健康のためにも、口の中の悪玉菌を体内に入れないことは、腸内環境を乱してしまう原因を排除する意味でも重要である」と話し、「口内の悪玉菌を体内に入れないためにできることとして、歯医者や歯科衛生士による定期的なプロケアと、自分でできるホームケアがあります。自分で行うホームケアは、歯ブラシやフロス、マウスウォッシュの併用がおすすめです」と説明してくれた。
虫歯予防に有効な成分としてはフッ素が有名だが、フッ素に対抗できそうな成分が他にもあるようだ。ポズナン医科大学(ポーランド)総合歯科学部長のElżbieta Paszyńska氏らによる研究で、歯を構成する主要な成分であるハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉の虫歯予防効果は、1956年以来使用されているフッ素入りの歯磨き粉と同程度である可能性のあることが示された。この研究結果は、「Frontiers in Public Health」に7月18日発表された。
この研究には関与していない専門家で、米ノースウェル・ヘルスの歯科医であるLeonard Patella氏は、「これらのデータが正しければ、フッ素よりも安全性の高いハイドロキシアパタイトを優先的に選ぶ人が出てくるかもしれない」と話す。同氏によると、フッ素の過剰摂取には毒性があり、歯にダメージを与え、歯のフッ素症(斑状歯)と呼ばれる状態を引き起こすこともあるという。
歯のフッ素症は歯のエナメル質の外観が変化する症状で、歯の形成時期に子どもがフッ素を継続的に摂取することで起こる可能性がある。米国では軽症例が多く、通常、歯の表面に白や茶の斑点が見られる程度だが、より重症例では歯の表面に小さなくぼみができることもある。Paszyńska氏は、「これは極めて重要な問題だ」とした上で、「フッ素とは異なり、ハイドロキシアパタイトには高い再石灰化作用と生体適合性があり、うっかり飲み込んでしまっても安全だ。世界中の歯科医に、日常的な口腔ケアでハイドロキシアパタイトがフッ素に代わる安全で有効な選択肢となり得ることを知らせるべきだ」と話す。
Paszyńska氏らは今回、18カ月間の臨床試験を実施し、ハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉の虫歯予防効果をフッ素入りの歯磨き粉と比較した。試験参加者の半数はハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉で歯磨きをする群に、残る半数はフッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをする群にランダムに割り付けられた。いずれの群も毎日、朝と夜の食後に電動歯ブラシで歯磨きを行い、また、6カ月ごとの歯科検診も受けた。試験の実施計画を全て完了した18〜45歳の171人(ハイドロキシアパタイト群84人、フッ素群87人)を対象に解析を行った。
その結果、試験終了時点で虫歯が増えていなかった人の割合は、ハイドロキシアパタイト群89.3%、フッ素群87.4%であり、これらの歯磨き粉の効果は同程度であることが示された。ただし、ハイドロキシアパタイトが歯科医療で最も人気のあるミネラルの座をフッ素から奪えるかどうかについては、現時点では不明だ。
米南カリフォルニア大学歯学および生命科学/生体工学教授のJanet Moradian-Oldak氏は、「砂糖を取り過ぎると、細菌が糖を利用して代謝し、酸を作り出す。その酸が歯のエナメル質を溶かす。もし、口腔衛生を良好に保つことができていない、酸性の食品を食べることが多い、歯を磨いていない、歯の再石灰化速度よりも脱灰速度(歯の溶ける速度)の方が速い、などの条件が当てはまると、最終的に虫歯になる」と説明する。
Moradian-Oldak氏によると、脱灰を遅らせる作用を有するフッ素の使用は、「虫歯の進行を抑制する最も低コストの方法」だという。一方、ハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉はフッ素入りの歯磨き粉よりも価格が高い。また、本研究では、ハイドロキシアパタイトの虫歯予防効果は検討されているが、深い穴の開いた重症の虫歯に対する効果がどの程度であるのかについては調べられていないことにも留意しておく必要がある。
それでもPatella氏は、フッ素の使用に抵抗がある人にとって、ハイドロキシアパタイトの使用は理想的な選択肢になり得るとの見方を示す。同氏は、「フッ素は使いたくないと言う人は、フッ素の入っていない歯磨き粉を使っている。フッ素の入っていない歯磨き粉でも、歯を清潔にし、プラークを除去できるが、フッ素入りの歯磨き粉のように歯を守り、強化することはできない。そのため、特に子どもの虫歯予防においては、フッ素入りの歯磨き粉の代わりにハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉を使うことが、素晴らしい解決策になるのではないかと思う」と話している。
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