エアロゾル感染(飛沫感染)
世界的に広まる新型コロナ感染。先日ニュースで一億人を突破したと報道。正確な情報を収集して正しく恐れることが大切です。感染経路の実態が徐々に明らかになり、そのうちの1つに飛沫感染に注目が集まっています。空気中に浮遊する微小な液体(エアロゾル)とウイルスが混じったもの(直径0.005ミリ以上)を吸入して感染することがエアロゾル感染(飛沫感染)されます。一方、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子(飛沫核)(直径0.005ミリ未満)を吸い込むことで感染することが空気感染です。エアロゾル感染では水分を含んだ大きな粒子のため落下します。その距離1~2メートル。一方、空気感染では空気の流れで遠くまで飛んでいきます。よって空気中に長時間浮遊し空気感染するインフルエンザウイルスと違ってコロナウイルスはエアロゾル感染のため1~2メートル飛ぶと死んでしまうとも言われています。当院にて歯科治療により飛散されるエアロゾル感染を抑えるため、口腔外バキュームの使用と換気扇と扇風機を併用した換気を常に行っております。まだまだこれから解明されてくる事柄も増えてくることと思いますが、できる限りの感染拡大防止に取り組んで参りたいと思います。
2021年01月31日 17:57