東京都大田区の歯科医院 T’s Dental Office[ティースデンタルオフィス]

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母親由来の口腔細菌は母乳栄養児より人工乳栄養児で多い

私たちの口腔には無数の細菌が⽣息しており、最近では消化器や呼吸器など全⾝の疾患とも関係することがわかってきた。そのため、⼝腔細菌が⼝腔に定着していく過程を理解し制御することで、さまざまな疾患を予防できるようになると考えられている。

これまでの研究から、⼝腔には⽣後6週頃までに⼝腔固有の細菌が⽣息しはじめ、そこから次々と多種多様な細菌が定着していくことがわかっていた。しかし、それらの細菌の主要な供給源と考えられている、⺟親の⼝腔細菌の定着量や役割については⼗分に解明されていなかった。
九州大学は、生後4ヶ月の乳児の口腔では母親由来の口腔細菌が定着していること、さらに母親由来の口腔細菌が占める割合は母乳栄養児よりも人工乳栄養児において有意に高くなっていることを明らかにした。 

今回の結果から、母親の口腔細菌が乳児の口腔に移行していること、また母親由来の口腔細菌の定着は乳児の栄養方法と強く関連することが示唆された。

母親の口腔細菌を早期に獲得することが、乳児にとって良いことなのか、悪いことなのかについては、まだ明らかにされていない。今回の研究結果が、母親由来の口腔細菌による子どもの健康への影響について解明するための基盤データとなることが期待される。

2022年02月16日 17:12

40,50代の2人に1人が虫歯の再治療を経験

日本歯内療法学会が20~50代の200名を対象に歯の再治療の意識調査を行ったところ、40代では46%、50代では70%が虫歯の再治療経験があると回答している。新たな虫歯の発生が減少傾向にあるのに比べて再治療が急増していることが分かった。さらに40代で46%、50代で66%の人が、虫歯の治療で歯の神経(歯髄)を抜いた経験があり、歯髄を抜いた(抜髄)歯の再治療の経験がある人は50代で約4割に上った。
同じ歯の再治療を繰り返すと、歯を失うリスクが高まる。抜髄をした歯は、痛みを感じにくく、虫歯に気付くのも遅れがちに。しっかりとしたセルフケアと定期検診が重要になってくる。
2022年02月13日 19:46

口閉じテープで睡眠時の口内乾燥を抑制

厚労省が行った調査によると、平均睡眠時間が6時間以内の成人のうち、約7割は何らかの睡眠障害を抱えており、中でも口呼吸が一因となる睡眠障害が非常に多いとされている。睡眠時の口呼吸は口内から水分が蒸発し、口や喉の乾燥原因に。また、口呼吸で舌が落込み、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にも。小林製薬の研究で、睡眠時に口閉じテープを使用すると起床時の口内乾燥が抑制されることが分かった。また、睡眠時の脳波、筋電図、呼吸状態などから深睡眠割合が高い傾向にあった。いびきが減少した被験者は深睡眠割合も改善する傾向にあった。
2022年02月13日 19:25

世界各国のお口のお悩みNO1は知覚過敏

サンスターは世界15か国、成人男女15,000人を対象に意識調査を行ったところ、お口の悩みで最も多かったのは、知覚過敏であり15か国平均で30%にのぼった。一方、日本は19%と各国で最も低い結果に。アジアは、他の地域よりも”口臭”と回答した人が多い傾向があり、日本は34%と最も高い結果となった。ちなみに最も少ない8%のブラジルと比べ4倍以上の差に。日本は、”歯ぐきの炎症・歯周炎”も29%で口臭とともに15か国平均値より高いことが分かった。また、オーラルケアに関する問に対して”1日2回歯を磨く”のみ15か国平均を上回ったものの、”舌を磨く”、”フロスを使用”、”砂糖入りのお菓子や飲み物を避ける”に関しては下回った。特に”帰宅後の洗口剤使用している”は最下位であった。
2022年02月13日 19:04

がん患者に対する積極的な抜歯が重要?

がんの骨転移や多発性骨髄腫に対して骨吸収抑制剤が広く用いられている。しかし、重篤な副作用として顎骨壊死の発症が問題になっている。万が一、顎骨壊死が生じると顎の痛みや腫れだけでなく病的骨折、咀嚼不全を引き起こして、場合によっては敗血症の原因となることも。日本やアメリカでは顎骨壊死の原因に抜歯を挙げ、骨吸収抑制剤の投与患者には抜歯いないことが一般的に。この度、長崎大学の五月女先生らの研究グループが発表した結果は、抜歯そのものが顎骨壊死のリスク因子にならないどころか抜歯を避けることが逆に顎骨壊死の発症リスクを有意に増加させる、というものであった。この結果、骨吸収抑制剤の投与している環境下でも、薬剤の休薬なくがん治療と歯科治療が並行して行える可能性が示された。
2022年02月13日 18:34

口腔内細菌に対するエタノールの相反する作用

近年、アルコール飲料由来のエタノールから口腔内細菌が、発がん物質であるアセトアルデヒドを産生して、口腔がんを発症するの可能性が注目されている。一方で、高濃度のエタノールはマウスウオッシュに用いられ、口腔内細菌によるアセトアルデヒド産生の基質としての働きと、口腔内細菌を除菌、殺菌する働きの相反する作用を持っている。この度、東北大学高橋教授らの研究グループはエタノールの二面的生物作用とその濃度との関連性を発表した。結果としては、濃度により作用は変化するものの、明確な境界は示されず、一定濃度下で重複していた。考察として、飲酒時相当の中濃度では、口腔内細菌の除菌、殺菌作用は低く、口腔内細菌のアセトアルデヒド産生能が高まるため、長時間及び頻繫な飲酒は口腔がん発症リスクを高める可能性が示された。
2022年02月13日 18:01

歯周病悪玉菌

(天野先生のお話)
歯の表面に付いているバイオフィルムの中には、歯周病菌集団(レッドコンプレックス)と呼ばれる悪玉歯周病菌が存在します。このコンプレックスは主に3種の菌で構成されておりますが、中で最も強いボス的な存在のポルフィロモナス・ジンジバリスは、タンパク質と鉄(特に出血!)が大好きです。健康な歯ぐきには出血がないので寄り付きませんが、一旦、歯磨き不足によって引き起こされる歯ぐきの出血が起こるとけたはずれに増殖していきます。またさらにタバコでも元気になることが知られています。出血というものがいかに危険な状態なのかが科学的に理解されていますので、普段から気を付けたいものです。
2022年02月02日 15:09

根面う蝕とフッ化物の応用

(天野先生のお話)
超高齢社会を迎え、深刻な問題として、65歳以上の歯科医療費の増加傾向が2005年以降目立ってきています。原因として歯科受診率が上がり歯牙を残せるようになったこともありますが、より大きな原因として年齢の増加に伴う低下する唾液量(ドライマウス)が挙げられます。緩衝能と言って唾液が多く存在すれば、お口の中の雑菌も薄まり悪さもしづらい状態です。しかし、その緩衝能が下がれば危険な状態になります。
また、年齢とともに歯茎が下がり、歯芽の根の表面(根面)が露出すると、さらにう蝕が早く進行します。普段歯茎がきちんとした位置にあればエナメル質に守れている歯芽が、歯茎が下がることで根の表面にある象牙質が唾液にさらされるようになります。エナメル質に比べてコラーゲンを多く含む象牙質はミネラルの溶出が速いために、容易にう蝕の進行が早く進行します。また溶解する酸性ペーハー(ph)もエナメル質(5.5)に対して象牙質(6.5)は高いので、さらに容易にう蝕が進行します。ちなみに無味の炭酸水がph5.5で普通のお水はph7.0です。
実は、高齢者に限らず、一般の年齢の方々にもう蝕になり易い傾向にある人は、本当に注意が必要です。私たちのクリニックにおいても、う蝕の治療後、何年かしか経過していないにも関わらずあっという間に悪化して”抜歯しなければならない直前”なんてこともたまに経験します。このような状況下で何とか問題解決はないのかと思っておりましす。そこで、今現在、一番有効な手段としてはフッ化物配合の歯磨き粉と洗口剤の両者の助けです。日本歯科保存学会から”出ています根面う蝕の診療ガイドライン”の中に、フッ化物配合(1,100~1,400ppmf)の歯磨剤とフッ化物配合の洗口剤を毎日併用することを推奨ことも言われています。
2022年02月02日 12:09

よく噛めない男性は メタボになりやすいことが判明

近年、咀嚼機能が低下すると、さまざまな健康への悪影響を生じることが注目されている。
新潟大学と大阪大学は,咀嚼能率が低いとメタボリックシンドロームの新規罹患率が高くなり、とくに高血圧、脂質異常、高血糖のリスクが高くなることを発表した。また、こういった傾向は女性ではみられなかったという。今回の研究結果は、メタボリックシンドロームに罹患していなかった集団を4年間追跡調査することで、世界で初めて判明したという。「よく噛めない」ことは生活習慣病のリスクになり、そこには性差があるということが明らかになった。

追跡期間は平均4.4年で、男性の場合、よく噛める人に対するよく嚙めないひとのメタボリックシンドローム罹患率は2.24倍で、統計学的に有意だったが、女性の場合は1.14倍と統計学的に有意ではなかった。また、高血圧と高血糖、脂質異常の罹患率についても、男性のみに有意なリスク比が得られ、その値は高血圧が3.12倍、高中性脂肪血症で2.82倍、高血糖で2.65倍であった。

このメカニズムについては、咀嚼能率の低下による食物・栄養摂取への影響が介在していると考えられている。そして性差については、女性の場合、閉経期以降のホルモン変化による影響や食習慣の違いなどから、男性と比べて咀嚼能率低下の影響が出にくかったのではないかと考えられている。

今回の研究結果によって、咀嚼能率が低い男性はさまざまな疾病に罹患しやすくなることが判明した。

残存する歯の数が少なくなってしまったことで「よく噛めない」状態になってしまった人達への注意喚起はもちろんのこと、食べ物を「よく噛まない」方にも「咀嚼する」という行為の重要性を伝えられる研究結果ではないだろうか。今後は、咀嚼能率の低下と食習慣との関係が明らかにされ、より具体的な指導や改善プログラムの提案ができるようになると期待されている。 

2022年01月19日 15:55

歯周再生治療

失われた歯周組織を再生する治療があります。歯肉や歯槽骨が破壊されていても、再生療法という選択肢があります。外科手術で歯肉切開の後に残った歯石や不良な歯ぐきを取り除いて再生療法薬を用いて元通りとまではいかないものの、ある程度の歯槽骨の再生を促すことでご自身の歯をより長く残す可能性があります。当院では、リグロス(科研製薬株式会社)を使用する保険医療を中心に、治療費用の面で負担の軽減を図りながら行っております。お気軽にお問い合わせください。(一部の症例におきましては材料や術式の都合により自費治療となる場合もございます。)
2022年01月13日 23:56
親知らずの事でお困りの方は当院へお越しください。

東京都大田区|大森駅より1分

ティースデンタルオフィス

〒143-0016
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