ガムを噛むことで「頭皮血流が高まる」「フェイスラインが整う」「カロリー消費が高まる」 ロッテがガムの重要性を訴求
(8月15付け食品新聞より)
ロッテは、子どもの口腔機能発達やシニア層のオーラルフレイル対策にガムトレーニングを提案するなど自分事化しやすいテーマを用いてガムの重要性を継続して訴求していく。
7月5日発表したマーケティング本部ブランド戦略部チューイング企画課の福田貴司氏は「ガム市場の活性化の下支えとなるのが“噛むこと”。子ども・学生・ビジネスパーソンなどの各ターゲットに合ったテーマを決めて毎年展開して非常に効果も出てきている」と語る。
ガムを噛むことによる美容効果としては以下の4つを挙げる。
――頭皮血流が高まる。
――フェイスラインが整う。
――食後にガムを噛むことでカロリー消費が高まる。
――歩きながら噛むとウォーキング中のカロリー消費が高まる。
「先日も、TV番組で芸能人の方が食後にガムを食べるとダイエット効果があるのかを実証していた。このようにガムの美容効果に関する情報が広まり、今まで知られなかったガムの新たな可能性をどんどん発信してガム市場の復活につなげていきたい」と意欲をのぞかせる。
直近では、スポーツ文脈でガムの紹介がされる事例が昨年との比較で増加傾向にある。
「例えばWBC日本代表の多くの選手がガムを噛んでプレーをしていたり、日本代表のベンチにボトルガムが置かれていて話題になっていたり、佐々木朗希選手が贈ったお菓子の中でガムのことが書き込まれていた」という。