第2回 歯を白くしたいと思っているあなたに。
お口の中をのぞくと歯の色が気になることってありませんか?自分の歯がいつまでも白く輝くようでありたいとだれでも思いますよね。最近、ホワイトニングや
ブリーチングなどの歯科関連の記事が多く見られるようになって来ました。
歯を白くするといっても、実は様々な方法があります。いくつか紹介しますのでご自身にあったものを
見つけてください。
歯の漂白 | |
①クリーニング | 歯石やよごれを落とします。 |
②マニキュア | 歯の表面に白い膜を塗り白くする。 |
③ブリーチング | 歯の表面に漂白剤を塗り白くする。 |
④ラミネートベニア | 見える面のみ歯を削り薄いセラミックをつけ爪みたいに付ける。 |
⑤クラウン | 歯の表面全体を削り、被せ物で白くする。 |
① クリーニング:この方法により、今までついた汚れが落ちるので基本的な作業になります。保険も使えます。ただし、自分の持っている色をより白くすること出来ません。
② マニキュア:一回きりで白くなりますが、色合いの選択がなくあまり長持ちはしません。
③ ブリーチング:クリーニングで満足されない方の殆んどが、この方法を試されます。オフィスブリーチング、ホームブリーチングと大きく二つの方法があり、当院では後者を行っております。海外では日常多く用いられ、日本ではすこしずつ増えているのが現状です。約2~4週間、自宅で行う漂白法です。始めてすぐに歯が冷たいものに凍みる等の症状が出る方もいますが、大抵はすぐにおさまります。色のあともどりなどを考えると2~3年ごとに一度行うことをおすすめしております。
④ ラミネートベニア:歯のお色が濃い方や確実に色を変えていくにはこの方法がおすすめです。
ただしこの行程から歯を削る処置になるのでダメージは③のブリーチングよりありますが⑤のクラウンより少ないのが特徴です。金額は高く破損することがあります。
⑤ クラウン:この方法が一番確実で安定した結果が得られます。すでに処置済みの詰め物や被せ物の変色、また歯のすきまが気になる方にもお勧めです。素材によって金額は様々です。
歯茎の漂白
タバコを吸われる方に多いのが歯茎の黒ずみです。
メラニンなどの働きにより、ピンク色から次第に黒く変色していきます。歯を白くする様に、
歯茎もピンク色にする方法もあります。大きく分けて2つあります。
① フェノール・アルコール法
② レーザー治療法
当院では、フェノール・アルコール法を取り入れております。
ピーリングの原理で何回かに分けて、黒ずみを取り除きます。少しひりひりしますので注意が必要です。
様々な方法がありますので、疑問や不明な点などありましたら、気軽におたずねください。
現在、美容への関心がより高まりつつある中、口元がお顔に与える印象も決して小さいとは言えません。
きれいな歯でより多くの人とよく笑い、よく話せたら、もっと楽しい毎日が待っているかもしれません。