歯科治療ロボット開発
AI(人工知能)やロボットが急速に発展してきました。やがてはAIやロボットによってなくなる職業なんて話題も出ています。医療の現場において米国で”ダビンチ”に代表される医科用の手術ロボットが各診療科で開発が進んでいて、症例実績600万件を超えるようです。歯科においては、アメリカ食品医薬品局が唯一許可したインプラント治療ロボット”Yomi”を開発を手掛けた米国フロリダ州のネオシス社が76億円を更なる資本調達したことが話題に。2009年創業以来126億円の調達となるそうです。このインプラント治療ロボット”Yomi"は2019年に発売以来、症例実績は2700件を超えているとのこと.しかし未だ人手を要し完全独立性は確立されていないようです。ちなみに歯科治療ロボットによって初めてインプラント治療を行われたのは2019年の中国において。
シンギュラリティといってAIの研究開発が進むことで、人間の持つ知能を超えて人間の生活が大きく変化していくことをさす言葉があり、2045までにこのような変化が到達するのではと予想されています。
賛否両論はあるものの、遠隔操作などの組み合わせによって可能性が益々広がり、歯科医療のありかたも大きく変化していくことになるのは間違いないでしょう。
2020年10月14日 21:54