高齢者残存する歯20本未満で死亡および身体的機能障害リスク上昇
東京医科歯科大学の研究グループは、お口の中の健康状態と複数の健康指標との関係を検証。その結果、歯が20本未満の人は20本以上の人に比べ、6年後の死亡リスクが10~30%高く、身体的な機能障害リスクが6~14%高いことが明らかになった。また、残存歯が0~9本で義歯等使用していない人は、重度な身体的な機能障害を有する可能性が高く、知的活動が少なく、絶望感を感じる割合が高い事が判明した。
さらに、歯が20本未満の人は外出の頻度が少なく、野菜や果物を食べる量が少ない傾向にあることも分かった。
2024年02月26日 02:52