知覚過敏の予防
以前にも知覚過敏のことについて述べさせていただきました。原因としては、不適切なブラッシングやお口の悪習癖(主に歯ぎしり・食いしばり)です。今回はこの歯ぎしり・食いしばりによる知覚過敏について紹介させていただきます。痛みや知覚過敏を伴う歯を調べてみると虫歯が見つからず原因不明と思う場面がよくあります。しかしよく観察してみると過度な力によって削られたり、擦り減ったりした痕が見つかります。歯に強い力が加わると知覚過敏や時には歯の中の神経が壊死してしまう場合があるのです。大阪歯科大学の吉川先生は、「ソフトタッチ法」と提案しているのでご紹介致します。①肩の力を抜く②唇を軽く閉じて上下の歯をゆっくり離す③ゆっくり閉じて歯が“軽く“触れた状態にする。以上のことを「仕事場で書類を書きながら」「料理をしながら」「テレビを見ながら」「車を運転しながら」など、ふとした時に意識してゆっくり繰り返す。先ずは2週間を目安に試してみてください。
2021年08月12日 19:30