摂食嚥下関連筋の加齢変化と関連因子を解明。
摂食嚥下障害は脳卒中や認知症、サルコペニアなど様々な要因により生じ、誤嚥性肺炎につながり死亡のリスクが高まる。東京医科歯科大学戸原教授らの研究で嚥下関連筋に関する仕組みが明らかに。加齢により舌が大きくなり、舌骨上筋群は明らかな萎縮を認めた。その他関連筋においては体格指数や加齢、歯の欠損などが関連していた。今後の研究でそれぞれの関連因子の違いに応じた予防法やリハビリテーションの確立につながることが期待される。
2021年08月10日 17:47