舌ブラシの正しい使い方と注意点
舌ブラシの正しい使い方
・鏡を見ながら行う
舌苔の付着状況や舌ブラシの動きを確認しながら行うため、舌ブラシは必ず鏡を見ながら使用しましょう。
・舌の奥から手前に舌ブラシを動かす
舌ブラシの仕様にもよりますが、基本的に舌の奥に舌ブラシを当て、なでるように手前に動かしてください。
・舌ブラシは目視できる範囲内まで
舌苔をしっかり除去するため、できるだけ奥まで舌ブラシを挿入しようと考える人は少なくありません。しかしあまり奥に挿入してしまうと、嘔吐反射や粘膜や組織を傷つけてしまう恐れがあります。そのため、鏡で見たときに見える範囲内で、奥から舌ブラシで除去しましょう。
・息を数秒止める
舌ブラシ使用時は数秒(無理のない程度)息を止めながら舌苔を除去することで、嘔吐反射を抑えられます。
舌ブラシを使う際の注意点
・力を入れ過ぎない
舌の表面はデリケートで、力を入れ過ぎると傷ついてしまう恐れがあります。万が一傷ついてしまった際には、一時使用を中断して歯科医院などに相談しましょう。
・頻度は1日1回程度にとどめましょう
舌のケアを頻繁に行う必要はありません。1日1回を目安に留めておきましょう。就寝時にお口の中の細菌が繁殖するため、起床時や朝食後に舌ブラシを使用すると効果的です。
・使用後は清潔に
流水下で洗い流し、清潔なペーパーや布で水気を拭き取り保管しましょう。