定期検診と噛む力
年を重ねてまいりますと歯の数は減少してしまい、どうしても噛む能力が低下しています。その結果として栄養を摂取する上で悪い影響が出てしまいます。研究ではメタボリックシンドロームや動脈硬化性の病気につながるとの報告も。最近ある研究グループの発表で継続的な歯科検診を受けていると、咀嚼能力が低下しにくいことが明らかにされました。興味深いのは、歯の数や嚙み合わせの状態だけではなく、お口の中の健康意識が高まるようなのです。その結果、口腔機能低下が避けられるばかりでなく動脈硬化性の病気やフレイルの予防につながっているようです。手を掛ければその分良いこととして戻ってくるんですね。
2020年06月03日 14:44