歯科矯正に新しい波が!
皆さん、歯並びは気になりませんか?御自身もさることながら、お子さんの歯並びでお困りのお母さまも多いです。学校健診で児童・生徒の咬合異常(不正咬合)は疫学的にも約5%のお子さんが該当させるようです。この私も25歳の時に矯正治療を受けました。さて、アメリカでインビザライン(アライン・テクノロジー)が紹介されてからこの数年、日本においてもカスタムメイドのアライナー矯正治療が話題となっております。アメリカ国内で蓄積されたビックデータ解析によって、個人の歯型に合った透明で目立ちにくいプラスチック製の『アライナー』と呼ばれるマウスピースを用い、段階に応じて決められた順番の通り装着することで歯並びを改善する新しい方法です。今年になって、インビザラインの日本での特許が段階的に切れることで、ストローマン、デンツプライシロナなど世界大手4社が参入することになりました。
人気の理由は目立ちにくく必要に応じて装置の着脱が出来ることが挙げられます。通常のワイヤー矯正は歯の表面にブラケットと呼ばれる金具(白色あり)を一つ一つ取り付けその上にアーチワイヤーと呼ばれる針金を通して歯並びを改善します。通常のワイヤー矯正と比較して利点は①目立ちにくい、②治療期間が短い、③安価などです。しかし、欠点を挙げると①適応症例が限られる(歯の大きい動きには不向き)、②装着時間によって効果左右される(一日20時間以上の装着必要)③奥歯の嚙合せが強くなる、などです。
当院にも、アライナー矯正を取り入れて、手軽に矯正治療を受けて頂けるようになりました。また、特にご心配な方のために少しの料金アップでしっかりした矯正専門医の診査の下行うプランも用意しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2020年04月22日 14:18