お口のケアは健康に役立つ!
私たちがよく目にする月間保団連という雑誌(2019.11月)の健康トピックスの記事をご紹介させていただきます。この時期に流行るインフルエンザ。歯やお口の中を綺麗にすることでインフルエンザの発症も抑えられるとの事。高齢者施設に入居者の要介護者の方々でお口のケアをしないとインフルエンザが9.8%発症したのに対しお口のケアをすると1%しか発症しなかったそうです。予防接種や手洗い・マスクも必要ですが、お口のケアも重要だと示してます。生活習慣病の糖尿病やがんなどの発症や重症化の予防対策にもお口のケアが見直されているようです。また、病気だけではなく介護予防にも深く関わってそうです。自分の歯がたくさん残っていれば強い力で食いしばれるので体力や歩いたり物をつかむ能力が保てます。よって歯の無い人や入れ歯を入れてる人より寝たきりになる割合が低く日常的な行動範囲も広く活動的なことが明らかに。認知症にも影響が。65歳以上の約4500人を対象に4年間認知症の発症を調べた研究では自分の歯が20本以上ある人たちに比べて歯が少なく入れ歯さえ使用していない人たちが2倍近くリスクが高い事がわかりました。もちろん寿命が長く健康寿命が延びる結果も!そしてゆっくりよく噛んで食事をすれば消化を助け肥満や糖尿病予防にも。
2020年01月05日 15:55